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リオサンバ [バラ]

ガーデニングに関してこの数年私は全く手入れをしなくなりました。
というのも家族=ガーデナーがせっせと汗水たらして作業をする姿を見ていると私がチマチマと雑草とりなどしていてもジャマになるばかりだし私の作業は物凄く時間がかかる。
当家ガーデナーの仕事はやや大雑把ではあるものの、やることは快速だし結果的には全部うまくいっている。
いっそのこと全部任せてしまおうと思ったら気が楽になったわけ。
今の時期から始まるバラの剪定、寒肥、そのほかにも堆肥作りや野菜や果樹の手入れなど、到底私の力や頭では施しつくせないガーデニング。
我が家は完全無農薬のため人間の知恵と自然の力だけで植物を育てる法。

そういうわけで庭の植物達に愛情がなくなったわけではなく、ただただ眺めるだけ。
花が終わってローズヒップになってもそれを取り除くか、そうでないかはやはり任せる。
食べごろの野菜を収穫するのも任せているので、料理して食べるだけ。
こうなってくると我が家のガーデナーはとても大切な存在であり、専属ガーデナーに何かが起これば私と庭のバラ、果樹、野菜達はたちまち露頭に迷うことになってしまいます。

「もう新しい苗や木は買わない。」と心に決めたのも、買ってくれば世話をするのはガーデナーであり、ただでさえ庭の仕事は重労働なのに煩わせてはならないと思った次第。

そんな中、今年春のこと。
「ブトウの木っていいな。」と欲しいというわけではなくつぶやいたところ、着々とブドウのための巨大な穴が掘られ、ブドウのための土が用意され@@;
「いつブドウの木を植えるのか?」と11月中旬からやんわりと問われ続けたのです。


品種等調べてみると奥が深い。
夏にブドウ園に行ったときに食べた【藤稔・・・フジミノリ】が良いな。
7月から実際に園芸コーナーでブドウの木を見物し始めていましたよ。
巨峰やピオーネ、マスカットも捨てがたかったけれど限定1本であれば【藤稔】!!!
そして11月下旬に念願の【藤稔】の木をゲットし、現在葉もつかないただの枝状態のブドウが植えられています。

最低3,4年はブドウの収穫は期待してません。
が、新しい植物を植えるたびに自分が楽しめるのがあと何年先なのかと考えると元気でいなくちゃと常に思います。

ガーデナー不在の日。
ゆっくりと庭に出てみます^^;

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(12月24日撮影)

この寒さの中、バラ【リオサンバ】が見事な花を見せてくれました。
冬に花を咲かせて体力を失わせてしまわないかと心配もあるけれど、全てガーデナーに任せています。
ガーデナー曰く、
「自然界では咲きたいときに咲くんだよ。」(みたいな表現^^;)

半信半疑だけれど咲けないときには咲かないだろうって思うことにしたのです。  ake_i♪










マイアミバーガーとバラ剪定見学 [バラ]

仕事を終え、向った先は〝世間では有名な、あるバラ園〟

目的は、どういう剪定をしているのかな、そして仕立てを勉強。

途中、お昼。
マック。レストランに入っちゃうと話が長くなるからねーーーー。
オーダーは、、、

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Big America2シリーズの「Miami Burger」
タコスとカリカリッとしたトルティアチップスがトマトチリソースと共にグングン味を高めていましたよ。
前回の「Idaho Burger」は、ボリュームがあったけれど、今回は私には適量でした。
お天気が良かったので外のテラスでランチ!

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ポテトとホットコーヒーで一息ついて、いざ、バラ園へ直行。

今は開花の時期ではないので入場料が安い。300円を支払おうとしたら
「花は咲いていませんけれど良いですか?」と親切に聞いてくれましたが、我々の目的は花がないところにあるので問題なし。

広大な敷地に佇むバラたち。
入場門を入っていくと、「ぱちっ、ぱちっ」と聞こえる音。
剪定作業の真っただ中でした。
根元からのこぎりで切ってしまっていたり、2m以上あるバラも1mくらい強めの剪定作業をしている現場を目の当たりにし、バラの本を読むのも楽しいけれどプロの仕事を見るのは大きな刺激がありました。

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これはピエール・ド・ロンサールの剪定・誘引作業完了スタイル。
圧巻だよ!!!

数多いバラを一つ一つ観ながら、「これは何ていうバラだろう?」
とタグをみると

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なるほど。
作業するにも分担が決まっているのね(笑)
部長さんの剪定分というタグでした。。。

現在、我が家のバラは5年目。
あとどれくらいしたら、まともになるんだろうと思いながらも、今年の剪定・誘引はほぼ完了と思った先週末ですが、今日の匠の技を見て、「まだまだぁ~~~~><」と思った次第です。

バラたちのことを考えると、
元気で過ごして行きたいなとつくづく感じた一日でした。

それにしても、新しいバラを買うためにバラ園に行った同行者。
懸命にどのバラにしようかと悩んでいる中、蛍の光が流れてきて焦ってたよな(笑)
バラ園に行くとあっという間に時間が過ぎちゃいます、それだけ魅力を感じるバラ族ですわぁ~~~。

今日見たバラたちが今春どう咲くのかって、とっても楽しみ(^◇^)

新しいバラを予約してきました [バラ]

日曜日の午後、
「今日は何をする?」
と、家族に聞かれ、
「うぅーん。。。。」
何かぼんやりとした気分は春の到来のせいかな?と思いつつ、答えが口から出ませんでした。

「プランツに行ってみるか?」
車で一時間走るとバラの専門店があります。

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我が家の庭には、おおよそ40株のバラがあります。挿木が成功して地植えにしたものも入れると、数えきれません。

「剪定と、春の管理を勉強するためだから、今日は新しいバラは買わないよ。」と家族曰く。
「・・・・・」(見たら欲しくなるんだよ。)

プランツに到着すると、バラの手入れをしているお兄さん、お姉さんがいます。
「何かわからないことがあったら、どんどん聞いて下さいね。」
と話されて、水道の蛇口をひねったら洪水のように出てくるお水のように私の質問事項がお兄さんに向けられました。





そして、1時間くらいバラのレクチャーを受けて得した気分でおりました。
私はまだ園内をクルクル歩きまわってバラを物色しております。


ふとしたことから、私が茶系のバラが好きなことを家族が店長さんに話していました。
「シブイですね~」と店長さん。
「選ぶのはこの人で、土木工事担当は私なんですよ。」と私を指さして家族。
「どこのお宅もみんなそうみたいですよ。ここに来られるお客さんは多いですね、そのタイプが(大笑)」

私は、欲しかったバラが前回、売り切れであったことを話しました。
それは、コーヒーオベーションという薄茶のバラです。
それと修景バラ。この修景バラは今、庭にあるバラの配色に合わせて選びたかったのですが、実際にどう選んだらいいかちょっと悩んでおりました。

4月中旬にバラ栽培農園から運ばれてくるコーヒーオベーションと修景バラを予約して、骨粉培養土を30L購入。

ピンクや赤ではなく茶系のバラが好きという珍しいことからか、またまた珍しいバラを頂きました。


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「枯れているんではないのです。こういう色なんです。お客さん好みだと思いますので・・・・」と丁寧に包んで頂きました。
花びらの周りが薄い黄緑色、そして薄いピンクのようなオレンジのような、物静かであり上品なバラ。

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バラの名前は、オールドタッチ。

最近、静かな色合いに心を奪われます。もう2年くらいかな?
それ以前はピンクや赤、絵も華やかなものが好みだったような・・・・

なんで趣味が変わってきたんだろう?
とあまり深く考えないようにしながらも、一緒に暮らす家族の影響ではないことだけは確かです。

庭のバラたち、冬の間、家族の手によって管理され、これからいよいよバラシーズン到来。私も、せっせと庭に出る時間を作ろうと気持ちだけは前向きです。
バラは難しいとよく最初の頃、話されておりましたが手がかかることは事実です。
しかし、手厚く管理を行えば恐らくこれから20年以上後に我が家はバラ屋敷となっていること間違えない。


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「わたくし、バラもいいけど・・・・骨粉を撒いたらお庭がお魚の匂い、プンプン。
お庭で遊びたいわねっ。パヴェルさん。」

「無駄だよ、地面をほじくったってお魚は出てこないんだから・・・ビジー。
勝手にお外に出るんじゃないよ。ガブッ!」

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「イタイヨォ~><」

パヴェルに噛まれたビジーより

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誕生花と花言葉 [バラ]

 今日は1月16日。

 美容院の帰り、車を運転しているとお天気が良いので景色が明るく見えました。そして、木々や花の色も少しばかり春を感じさせる頃になったのかしら・・・と、思いました。
 以前に365日の花言葉があることを知って、そのことを思い出し、今日は何の花だろうと・・・?

 帰宅して早速、調べてみました。

 1月16日 《バラ》   ‘私はあなたにふさわしい’。

        あれ~~~?
 確か、私の誕生日も《バラ》だったよな~と、バラの日も沢山あるのかしら??
今日は私の誕生日ではありません。
というわけで、こだわり始めて365日全部、調べました。

 すると・・・・

 2月28日 《バラ》   ‘愛嬌’
 3月25日 《バラ》   ‘愛情’
 4月29日 《バラ》   ‘熱烈な恋’
 5月15日 《バラ》   ‘愛嬌・新鮮’
 6月19日 《バラ》   ‘気まぐれな美しさ’
 11月27日《バラ》   ‘軽やかな愛’
 12月9日 《バラ》   ‘感銘・あたたかい心・満足’

 一年間の中、全部で8日、ありました、《バラ》の日。

同じ誕生花でも花言葉が違うのは知りませんでした。この8日の《バラ》の花言葉を、よ~く考えてみました。6月以外の花言葉は“愛”の表現なのに、なんで6月だけは“愛”じゃないの~????

        私、‘気まぐれな美しさ’生まれです。。。。。。。
    気まぐれかもしれないけれど、美しい????イヤだな~この花言葉。

      私も“愛”が詰まった花言葉《バラ》の日に生まれたかった~~~~~

          

                                   
                           先月末に、つぼみをつけていたバラを切り花にしました。
                     まだ、元気に咲いています!!

 

                 庭のバラ約30株以上?は、春の開花の準備中です。
                 剪定されて、すっかり!スッキリ!!してます。

           

                                        


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豚バラとバラ・・・? [バラ]

   

       

                 ピースのつぼみ                               

  最近、ブログの検索が面白く思ってきた。

 その日の気分によって検索項目は違うけれど、今日はショックを受けた。
寒くて外になかなか出る気にならないのだが、久しぶりにいろいろなバラ情報を入手しようと「バラ」で検索してみた。
 
 純粋に考えていたのに出てきたのが「豚バラ」・・・「豚バラ肉」のブログ。バラではあるけれど、お花のバラを期待していた私は豚バラと一緒にして欲しくない!と思ってしまった。そう言う私も本日「豚バラ肉」を使ったメニューをあるブログで書いたのだけれど、それが「バラ」で引っかかるとは思いもしなかった。

                           
                        ピースの開花

  豚バラ肉のこと、fatty  meat of pork?確かではないけれど、通じるような気がする。
  バラのこと、rose!

  英語にすればこんなに違うのに日本語だと同じ「バラ」となる。脂身の多い豚肉と美しい花、バラの発音が同じ。何気なくそれぞれのことを口にしているのが当たり前だけれど、「バラ」での検索に「豚」が入っていたときの感触ってちょっと気持ちが悪かった。豚肉料理は大好きだけれど・・・
 日本に生まれたのだから、この日本語、仕方ないねっ!  

 


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リオサンバ [バラ]

                                
                                 11月1日 リオサンバのつぼみ

  秋バラを楽しむのももうそろそろ終わりかしら・・・と感じるくらい朝晩は冬の到来を感じさせる。
一年たつのは早いなと思う。あっという間にもう11月が始まり中旬の仕事の支度に本腰を入れなければと少々焦る。

 昨年の11月23日勤労感謝の日、普段はラケットを持つことがない私がふと思いついて主人にバトミントンをやろうと提案した。まだしっかりと記憶がある。その日、お昼を豪勢に房総の活寿司を食べカニ汁を頂き、日本エアロビクスセンターに向かい3階のバトミントンコートをレンタルした。特別に何の気構えもなく主人を相手にバトミントンを始めた。なんといってもバトミントンやテニス、バスケット、こんな球技も学生時代から大人になるまで結構やっていた。結婚してから、主人がテニス大好きで休日ごとにテニスコートに行っている様子を見るたびに「練習がなければ私もやりたい・・・!!」と常々思っていた。
 ピアノを舞台で弾くようになりその時間が取れなかったこの何十年の集大成。さぁやるぞ!!!と頑張ってしまった。球技で怪我をしたことがないので何も恐れ知らず、私には無縁の怪我と自負。
 が、しかし・・・30分バトミントンをして室内コートだったためかとても汗をかき少々休憩。それからコートチェンジをして、再開したその直後、右足で飛んでくる羽を撃ち返そうと踏み込んだとき信じられないことが起きた。

 スローモーションのように右膝の深部が折れ曲がるのが自分でわかった。座ろうとしなくても体が勝手に床に倒れた。もう何が起きたのか自覚した。
 「とにかく痛い!普通じゃない!」
 単なる捻挫とかひねりではないことがよくわかった。
 ひとこと、「激痛・・・」

 たった1秒か2秒の間の出来事。それなのに膝が折れ曲がる瞬間が30秒くらいかかったような感じがした。
 エアロビクスセンターのスタッフにいろいろご面倒をかけて休日なので救急病院に連絡してもらい、車いすで駐車場まで運んでもらった。運んでもらっている最中、私はスポーツインストラクターのスタッフの方に「これ一体どうなっちゃったんでしょうね?」と言うと「骨が出っ張っていないから大々的な骨折ではないと思いますが、ひびが入ったか、あるいは靭帯損傷ではないかと・・・・・云々」「・・・・」痛くて言葉にならなくなった。でもあまりにも痛くて膝をほんの少しでも動かすと足がもぎれて取れてしまいそうなくらい激痛。「ごめんなさいね、こんなに騒いで・・・こんな風になっちゃった会員の方っています?」と尋ねると「あぁ、いますいます。会社の慰労会なんかでいらっしゃる方の中で普段運動をされていない方が大勢の方々とスポーツ大会に参加されると結構、骨折とかされる方いますよ!」 ギャフン・・・・・落ち込んだ。
 
 少し離れた外科の病院に主人の運転で到着すると、そこには休日ならではの光景か、外科的処置の必要な患者さんが大勢いた。記憶では病院に到着したのが午後の3時すぎ。看護師さんにあれこれ聞かれ、レントゲンやらCTをさんざん撮られた。レントゲンでは多方向の写真が必要らしく激痛だと話しているのに技師は「ちょっとだけ我慢してくださいね」などと赤ちゃんに話すように言い聞かせ右足をあっちこっちに移動させ撮影する。もうどうでもいいから鎮痛剤とか欲しいと言っても「先生に診てもらうまで少しお待ちくださいね」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・延々4時間。診察室の前の長いすに座って私の右足を支えている主人も居眠りが始まった。私は車いすに座らせられているが、どうにもならない痛さで泣きたくなった。
 とうとう午後の7時過ぎ、診察室に入れた。
 「十字靭帯損傷です。」
「はぁ????もう一度言ってください」
「じゅうじじんたい、そんしょうです」
「何ですかそれは?」
「これはただの靭帯損傷とは違いこういった個人の病院では処置できません。千葉大の医学部か川鉄のスポーツ整形に行って手術をしなければ一生歩けなくなります。したがって本日は痛み止めの処方と固定だけとなります。」
 ひたすら降参。ショックで目の前が真っ暗になった。使ったことのない松葉杖を借り、座薬と紹介状を受け取り帰宅した。座薬は病院を出る時に使用した。看護師さんが「おうちに着くころには痛くなくなりますよ。」・・・・・・ほんとか?

 翌日、川鉄のスポーツ整形に行った。MRI検査。しかし、結果が判明するまで一週間かかる。その医師もMRIの結果を見なければなんとも言えないが手術をするしないにしても完治するまで2~3か月はかかります。と・・・・・・

 こうして思い出して書いていると本当に一年は早い。それもそのはず、今年の1月まで足が普通でなかったのだから。
 その怪我の直後から庭の手入れが出来ないため主人に出勤前に最低限の手入れをお願いしていた。そして庭を眺めると冬なのにリオサンバが元気に咲き続けていた。

 11月1日にリオサンバのつぼみが立派に膨らみ、3日の演奏会が終わり自宅に戻り疲労を感じていた昨日、主人が「リオサンバが立派に咲いてるよ!」と話していた。さすがに昨日は写真を撮る元気がなかったが今日、リオサンバを見るとまぁ立派立派!!!!

 しかし、これからも秋のリオサンバを見るとあの痛みを思い出すのだろうか・・・・・
今は、普通にバリバリ歩けるのだから、痛かったあの冬にリオサンバが元気づけてくれたこと。そして淋しくなる冬の庭と暗い私の気持ちを明るくしてくれたリオサンバに今年からは感謝しよう!

               

                    満開 リオサンバ 11月6日 


Lady Rose [バラ]

  
  
 レディーローズが咲いた。
 咲き始めは鮮やかなオレンジ色。日ごとにやや黄色が混じって一段と華やかさを演出している。まだ蕾が5個もありこれからが楽しみである。

 日本エアロビクスセンターの会員になっているので時間を見つけてはその施設をいろいろ利用する。世界的なスポーツ選手たちが来日した際にトレーニングをするようなこの施設はジムのフロアも他のスポーツクラブに比べると一際充実しているのが気に入り会員になった。マシーンも外国人の体型に合うようにどれも一回り大きい。ウォーキングマシーンなども思いっきりストライドを大きく歩く私がマシーンから落ちる心配がない。三階のフロアにこれらがあるのだがバレーボールやバトミントンのコートが二面、そして各種トレーニング設備、そしてその周りには200mトラックがあり、同じフロアに25mプールが併設させている。そのプールも水深の数字は定かではないが150cmくらいは軽くある。広々としており、気持のよいプール。エアロビクスセンターの施設はこれだけではなく、森林浴が出来る歩道も延々とある。遠くを見渡すと房総の果てが見えそうな絶景地点もこの歩道沿いにある。
 おまけにサウナ付の大きなお風呂もありパウダールームもホテル並み。ゆったりとしたこの施設の作りはそう他にはないと思う。

  一階にフロント、レストランがありショップ、そしてアップライトピアノが置かれたラウンジとなっている。そのひとつのコーナーに各種イベントのチラシや案内が置かれたデスクがある。以前に、そのコーナーをぼんやりと見ていると、花言葉のファイルがあった。それも一年365日それぞれの日の花言葉が書いてあるのだ。
 私の誕生日は6月19日。早速、その日の花言葉を見た。
まず、花!。見て驚いた。この日は「バラ」!。うっそー??365日のすべてが違う花の中、大好きなバラが私の誕生日の花だとは全然知らなかった。「バラ」と書いてある隣に簡単なその性格が書かれていた。読んで笑った。
   「気まぐれ、自由奔放・・・・」こんな感じで表現されていた。

 我が家にある「レディーローズ」。よーく考えてみると「バラの女」。なるほど、これは私のことか・・・
言っておくが、バラの美しさに惚れこんでいるのであり、こんなにも美しく自分もありたいと切に願う気持ちである。庭のバラを見て、手入れをして心が豊かになるのが幸せを感じているので、自惚れても、私はバラのように美しい・・・などとは思っておりません。
 
 もう一度、エアロビクスセンターにあったファイルを見てみようと思ったがもう置いていなかった。そんな書籍があるのなら手に入れたいと思いつつ、煩雑な日々を送っており本屋に行くとすっかりとそのことを忘れている。

 明日、青森へ向けて新幹線に乗ることになっている。東京駅の本屋に花言葉の本が売っていたら是非とも買って車中でのんびりと読んでみたいものだ。しかし、明後日のシューマン演奏会、いったいどうなるのかな?それも気になり4時間の新幹線の旅は練習と準備にくたびれて爆睡の恐れあり。
 やはり、気まぐれだな、私  ♪♪♪。


吉兆だ! [バラ]


                                        袖ケ浦 【Plants】にて撮影
  
 秋晴れの爽やかな一日、朝、いつもより遅めに起きた。「富士山、今日は見えるかな?・・・」とつぶやいた。それを聞いていた主人は朝食をとりながら、「その気にさせることを言うねぇ~」と話す。  
 休日とは言っても主人共々、家での仕事がある。当分は一日かけて遊びに行く予定は立てられない。二人揃ってのドライブや旅行はかなり先まで不可能。
 ところが晴れ渡った空を見、外のすがすがしい空気を気持ちよく感じるとなんとなく家にこもって練習する気が起きなかった。が、自己抑制が必要と観念している日々。特別に出かけようなどと実際には考えていなかった。

 昨日、HONDA“CR-V”が納車され、目いっぱい遊ぶ時間が取れなかったので、とりあえず100円区間だけ高速道路を走った。今朝、そのエンジンを大回転させたくて「東名や中央道を走らせてみたいな・・・」と思っただけで富士山を見るのは二の次の気分だったのが今朝の私のつぶやきの元。

 朝食を終えた主人の様子をうかがうことすらせず、本当に行くとか行かないとか曖昧なまま、身支度をした。特別に支度したことは快晴だから日焼け止め!それと保冷ポットに麦茶を入れて支度完了!
 新聞を読んでいた主人に、さぁ、行こう!という私の言葉で「よし、支度できたか!」
 つべこべ考えている心境でなかった。
 あっという間に二人とも一日の予定変更!重責ある仕事という荷物を心に閉まって出発した。
 
 行先は館山道をまっしぐら。10時03分に自宅をスタート。館山市内に11時07分。R16で館山に向かうとこんなにも短時間では到着しない。当たり前だがさすが高速道路。市内から沖ノ島公園に向かった。
 車を降り、白い砂浜を歩いて行くと海藻の香りがする。波打ち際まで行くと水は透明で昆布のようなワカメのような海藻が水中にゆらゆらとしているのがはっきりと見えた。水を触ると冷たくない。小さなやどかりが水の中を歩いていた。その可愛らしいやどかりを見て岩場で水遊びをしていた子供の頃を思い出した。泳ぎたいな・・・と思わせるような水温。日差しもやや強く、着ていた厚手のトレーナーを脱いでTシャツ一枚で歩いた。
 岩場や砂浜の混じる沖ノ島。島の中央はたくさんの木々があり自然豊かなところだ。歩いている人はわずかな数だったが所々に釣り客がいる。ゆっくりと時の流れを感じるのどかな光景だった。
 島の先端の浜辺で立ち止まった。快晴の昼、大型貨物船や漁船が光る海の上に浮かんでいる。海の向こうには三浦半島が見えた。眩しいが温かい日差しの中とても心地よく、青い空をみていた。西の空から羽田に向けて飛ぶ飛行機が何機も上空を通過するが音はほとんど海の波の音で消されてしまう。
 そうして空を見つめていると視界の中にぼんやりと富士山の山頂が見えてきた。じっくり見ているとだんだんはっきりとその形が確認出来てきた。「富士山だ!」まさか本当に富士山を見ることができるとは思っていなかったので驚いた。この時期、早朝や夕方にははっきりと見えるだろうが昼間はよほどの快晴でない限り見えない。思いがけず“贈り物”を頂いたような嬉しい気持ちになった。その場にいた一組の家族もその富士山には気が付いていなかっただろう。それくらい、よく目をこらさないと見えないが、見えてしまうとはっきりと確認出来るのだ。高感度カメラで写してみたが太陽光線の強さか海の光の強さか富士山は負けてしまい写っていなかった。
 心の中にその大切な土産をしまい沖ノ島をあとにした。

 軽く昼食を道の駅でとり、再び高速道路を走った。向う先は袖ヶ浦IC。袖ヶ浦市にある南房総最大規模のバラ専門店を覗いてみようという目的。数週間前に新聞に掲載されていて気になっていた。本来は館山に車を走らせ、昼食をとりすぐに帰宅する予定でスタートしたのだが、仕事という荷物を背負いながらもこれは主人の決断であった。私は心半分、帰宅したかった。しかし半分、バラの店に行きたかった。複雑な心境・・・CR-Vを高速道路で思う存分走らせているうちに帰宅する気持ちはすっかりなくなった。軽快な走りと元気のよいエンジン、快適なハンドリングを満喫しながら運転していると頭はすっかりアクティブモードにチェンジされていた。
 ICを降りると、詳細な住所をナビにガイドしてもらい【Plants】に到着。すごい種類のバラ!!!ざっと一回りしても一回で理解できないくらいの種類が展示されている。もう、新種を買っても植える場所がないからやめよう、と決めていたのに心が動く。主人とは別々に見て歩いた。我が家には剣弁高芯咲きやロゼット咲き、丸弁抱え咲きなどの種類がない。そこまで興味が湧かなかったのだが、実際にみてみると、素晴らしい。どうしても欲しくなった。物色して歩く。どれくらい時間が経過したか今もわからない。ブルームーンやスイートムーンなどの薄紫の大輪もいいなぁ。実際には完売でなかったが、黒板に写真つきで案内されていたバタースコッチの薄茶色も気に入った。今ある庭のバラを飾る修景バラも魅力的。さて、主人はどうしたんだろう?あちらも、あれこれ店の女性スタッフにつるバラの管理方法をおそわっているらしい。少々、錯乱気味だったところに「お茶でもしよう!」と提案され、【森のオープンカフェ】というバラ園に隣接された小さなカフェでオリジナルの濃厚プリンとコーヒー、紅茶を頂いた。話はバラのこと。そして今朝、天気が良くて全部の寝具をベランダに干してきたことが気になること。時間はすでに16時をまわっていた。
 「せっかくだから、CR-Vが我が家にきた記念樹として何か購入していこう!」ということになり、二人で物色が始まった。
 男性のスタッフにあれこれ質問やアドバイスを受けながら結局、“ウインナーチャーム”という四季咲きの大輪、色はオレンジだが微妙に変色がかりロゼット咲きもしくは高芯咲き系の初のタイプを選び購入。
 帰路、私は助手席で“ウインナーチャーム”を抱えながら日暮れから夜になるR16を急いだ。何しろ、朝、干してきた寝具が気になる。

 ガレージに車を止めたのは、すでに17時30分を過ぎていた。冷たくなった寝具を主人が取り込み、今日の作業は終わりと思っていたら「ウインナーチャームを植えよう!」と家じゅうの明かりをつけ庭を照らし主人が植樹した。大きな莟が3個ついている。真っ白な“トゥルーラブ”と“水上の山の野バラ”の間に植えた。私はネームプレートに《ウインナーチャーム》と書き、その下にCR-V記念 2007.10.21と入れ根元に添えた。

 私たち夫婦、60歳と43歳のそれぞれ今までの時間をCR-Vと“ウインナーチャーム”はリセットするかのように我が家の新しい家族となった。
 
 “吉兆”なんていうバラもあってもいいかなと夢を抱いた。いつか交配の術を覚えたらそんな名前のバラを作ってみたい。富士山が見えたのは「吉兆だ!」と主人は言ったから。なんでも「吉兆だ!」が口癖みたいなところがある人。そんなに吉兆があるわけないじゃない!!!しかし、バラの名前に“吉兆”なんて存在したら結構売れるかも・・・これをブログに掲載してしまったら、どなたかに使用されてしまうだろう。どうぞ新種のバラの名前を検討されておられる方、お使いください。私はバラの交配を研究し始めると、それに夢中になり結局は実現しないままに時間だけが過ぎてしまうのがわかっていますから。
  

 時間をつくっての息抜きもいいが、突拍子もなく仕事を忘れて(忘れる努力をして?)無計画なドライブも楽しい・・・・こんなこと年中やっていられないが・・・♪♪♪


ガーデニング~《ジョイハート》引っ越し [バラ]



 朝、8時。これより一時間ほど前に起床するが、朝食の準備や軽く清掃などしてもまだ頭がぼんやりしている時間。要するに、眠い。
 庭の手入れも夏とは違い肌寒くなってくると植物も活動のスピードをゆるめる。朝、8時過ぎに鉢植えの植物に水をやり、あたりを見回す。夏のころよりも雑草は少ない。ところが、天気が良いと庭作業を始めたくなり、まして雑草を見るとむしり取りたくなる。毎日、そうしたいわけではないが、精神が安定していない時や難しい仕事を目前に控えそれに使う時間が長い日々が続くとストレス発散の必要がある。眠気覚ましとストレス発散のために時々草取りを行う。ストレスはそんなに簡単に除去できるわけではないけれど、庭のちょっとした草取り作業で結構気分がすっきりするものである。
 
 よく女性はストレスがたまると、ショッピングや友人とおしゃべりしながらお食事などするようだが、私はこの静かな住宅地に住むようになってからめっきり人ごみや騒音が苦手になった。よって、あえて車に乗ってショッピング等、出かけることはなどは最低限の行動となっている。出不精になったわけではないが、そう細々した買い物でストレスが発散できなくなった。そういった方法がつまらなくなってきた。
 その代り、どうしてもむしゃくしゃするときは、草取りを時間制限ありで始める。
 30分と決めて草取りを始めるのだが、どうも始めると次から次へと気になり止まらなくなる。そんなに草が生い茂っているわけではないが、細かい雑草の存在が気になり始めると大変。恐らく、ガーデニングが趣味でない方も同じような気分になることがあるのではないかと思う。
 くっきりと時間のけじめをつけないと本業に影響するから、草取り作業をするときには意思を固く持って行うことにしている。
 
 我が家の庭の生垣のほとんどがバラ。庭の中央はレンガで囲いハーブ園とした。そこにミニバラではあるが、濃いピンクの《ジョイハート》を昨年、地植えにした。ミニバラは地植えにするといつも失敗していたので、勇気がいったがこのバラはとても丈夫で少々虫にやられてもピンピンしている。雨水の跳ね上がりが多くてもなんの心配もいらないくらい元気なバラ。ハーブ達に囲まれこの夏また一回り大きく成長した。
 バラを始めたときに、大輪や中輪と合わせて何種類かのミニバラを購入したが、大きくなってきたと思い地植えにするとたちまち病気や虫にやられてしまいほとんど全滅した経験がある。それからはミニバラは鉢植えのまま育てようと決心した。が、この《ジョイハート》は生命力の強さを感じ、地植えにした。

 先週、鉢バラで育ててきた他のミニバラをすべて生垣に地植えした。メジャーな品種の、《シルクレッド》と珍しい品種の《コルダナ》それぞれ二鉢づつ、計4株。東南の角の東側に一列、ミニバラコーナーとした。その《シルクレッド》二株と《コルダナ》二株の間に、すでにハーブ園に植えてあった《ジョイハート》一株を引っ越しし、五株のミニバラ。結果、東側には大輪の《タイムレス》と同じく大輪の《ハーモニー》《ブラックディー》に今回のミニバラ列を作り完全にバラの生垣となった。
 
 ある時、地元のお肉屋さんにバラの話をした。そのご主人は「バラはやったことあるけど、なにしろ棘が痛くてさ・・・泥棒よけには良いかもしれないけど、自分が先に傷だらけになっちゃうからやめたよ・・・」
 我が家は、その泥棒よけ対策として始めたわけではないが、ますます成長するバラたちの棘に家族が被害という被害を受けたことはまだない。冬、開花はお休みしほとんどの葉が落ち多少淋しい家の周りだが、バラの棘はその時期でもしっかり存在している。今後、我が家の強力な防犯手段となってくれることを祈る。
 
 誤解があるとならないのでもう一度書いておくが、毎日草むしりが必要なくらいストレスはない。窓から眺める庭を見ているだけでも心が爽快になる。
 しかし先日、私自身多忙を極めていた時に母に会うことがあった。別れ際、母がにこやかに私に言った言葉。
      【 花には水を・・・!
              人には愛を・・・♪♪♪  】


ガーデニング~思いがけない産物・・・その2 [バラ]



 今朝、玄関の門の脇に《冬瓜》が置いてあった。
 我が家のご近所で家庭菜園をされている方が多いので度々何か野菜を頂くことが多い。新鮮な採りたての野菜を美味しく頂戴出来、この自然豊かな町と、ご近所の方々のご厚意にいつも感謝している。
 しかし、誰かしら必ず声をかけて野菜を持ってきてくれるのだから今朝の《冬瓜》は不思議でならなかった。門の前ならまだしも、ほとんど石垣の下という場所だからもしかすると落し物か・・・またはお向かいの方が早朝に畑に行き置いてくれたのかとあれこれ考えた。黙って頂戴しては何か心苦しいと思いながら、《冬瓜》はそのままの状態にしておいて自分の庭のバラの手入れを始めることにした。
 今はちょうど秋バラの時期に入り、猛暑の時期をなんとか乗り切ったバラたちが春より幾分小ぶりな花を咲かせている。
 まずは害虫がついていないか点検。それが、今日に限って門の脇のつるバラ“ブラックティー”の新芽に毛虫が沢山ついており、《冬瓜》を気にしながら毛虫退治を行った。今まで門の脇の“ブラックティー”に虫がついたことが無かったので少し気持ちが悪かった。
 ここで我が家のバラの種類を書き出してみることにする。

・ドランディー      ・リオサンバ     ・フェアリークイーン    ・レディーローズ
・ケーリーグラント    ・ローラ        ・うらら            ・トゥルーラブ
・タイムレス        ・コルダナ       ・ピース            ・ハーモニー
・メティノイア         ・ファザーズデイ    ・マザーズディ        ・ラバグルード
・シルクレッド         ・アルパ         ・ラブ              ・マリアカラス
・ブラックティー         ・ソニア          ・カクテル           ・ジョイハート
・D2ー500(ネームプレートが紛失されてしまっていてホームセンターD2で500円で購入した)
・野バラ(水上に出かけて山菜採りをしていたとき山で見つけた)
・主人の友人の奥様から名前はわからないけれどということで挿木状態で頂いたもの

 以上、27種、おそらく34株ほどはあると思う。そんなに広い庭ではないが、まあよく集めたものだ。昨年から庭の手入れを始め、なんとか二回目の夏を越しての秋バラを見ることが出来ている。葉が落ちてしまったり虫にやられたり・・・・様々な問題を抱えてきたがお陰様でいろいろと勉強する機会もあった。
 困ったときにバラの教科書を読むのもいいが、なにしろ相手は生きている植物。本だけではなかなか理解できない現実にぶち当たることもある。そんな時はバラ園に足を運ぶのだがなにしろ遠い。もう何十年も前、通っていた中学校の前が[市の緑化植物園]で当時は何も興味を示さなかったが、今になって中学校の前の植物園に出かけてそこのバラ園を見学&研究してくる。県の農業センターにも知人の紹介で出かけたこともあった。農業センターでは土壌に関する貴重なお話を聞くことが出来た。しかし、バラに関してはやはり見て研究して・・・・と実感した。緑化植物園は入場料金がただで平日は駐車場も空いていて気軽に行くことができる。実は、“ブラックティー”が我が家にある理由はHPでその花を見てどうしても欲しくなったのだがネット販売は実物を見ることが出来ないのでやめていた。約1年バラ園やホームセンターで探したが見つからなかった。そんな時に緑化植物園に行ったら、“ブラックティー”が素晴らしく咲き誇り大きなバラのアーチを描いていたのを見てしまったら、「どんなことがあっても“ブラックティー”を手に入れたい!」と決意していたのである。しかし現実はそう簡単ではなかった。もう諦めていた時、D2に日常必需品を買い出しに出かけた。バラをさがしに行ったのではない。小さな小さな鉢に入って2個だけ他のバラの鉢にかくれて“ブラックティー”が298円で売られていた。その出会いには本当に驚きを隠せなかった。もちろん購入。その後、京成バラ園で大きな“ブラックティー”を2鉢購入し玄関脇の生垣になりつつある。
 バラの話になるとどうも止まらなくなる。ここらへんで一旦締めることにする。

 今日の我が家のバラの収穫は濃いピンクの“うらら”。沢山咲いていたのでお向かいのお宅に《冬瓜》の捜査がてら届けた。摘み取ったばかりのみずみずしいバラをご近所に配るのもハタ迷惑かもしれないが、何か不思議な感じの幸福。お伺いするとお向かいの方の《冬瓜》ではなかったと判明。さて、どうしよう?申し訳ないが送り主不明ということだがお向かいの奥様の承認を得て我が家の食卓にのせることとなった。いただきます!


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