小豆島2019⑧菊太郎のパン [旅]
小豆島の旅、まだ二日目です。
道の駅小豆島オリーブ公園を出発したのが10時50分頃。
実はこの後目指しているところがありました。私は運転しているので撮影は出来なかったのですが、みかん畑がこれでもか！という細い細い道。車を止めたくても止めたらすれ違う軽トラックなどに迷惑がかかると思い停車しないでノロノロ走ってました。何をめざしていたかというと。「井上誠耕園のパン工房 菊太郎」。ホテルを出発するときレンタカーのナビに私の知っている情報を入れて走っていた。迷路＋細道で慣れない軽自動車の運転。何度も同じところを回ったりしながら、ナビは「目的地周辺です。音声案内を終了します。」と喋ってくれるけどパン屋ないし。
グルグル走る。さっきから何度か通過している場所、そこに小さな建物の工事をしているおじさんを発見。聞くしかない！車のエンジンを止めて降りておじさんに
「お仕事中すみませーん、東京のほうから来たんですが、道に迷っちゃって・・・菊太郎さんのパン屋さんはどこですか？」と聞くと
「ここだったんだよ。」
「え、ここですかぁ？？？？？」
「そう、数年前に県道の脇にある新しいお店のほうに移転してるよ。前はここにお客さんがずらっと並んでたんだよ＾＾」と。
新しいほうのお店に行くルートも教えてもらって、「ありがとうございました！」だった。
カーナビの情報が新しいものでなかっただけのことで、30分ほどウロウロタイムだったけど、ゆるやかな山の柑橘木々を見て大汗かいて運転してました。何より新しくオープンする前に営業していたパン屋さんの建物を見ることが出来てなんか嬉しかったな。おじさんに道を教えてもらったときに元菊太郎パン屋さんの建物の写真を撮れば良かったと後悔してますｗ
そして教えてもらったルートで県道に出ていきなり出会ったのが、
予定外だけど駐車してお店に入りました。東洋オリーブさんが栽培したオリーブを搾油したてオリーブオイルを2種類テイスティングさせてもらい、「うまぁーい＾＾」でも旅はまだ始まったばかりだし小豆島産オリーブ100%オリーブオイルのお値段は目玉が飛び出ます。小豆島産100%のオリーブオイル初めて口にしたけどとっても繊細で普段使いなんてトンデモナイって思ったわ。
リップクリームと小豆島産新漬けオリーブ、お買い物して次の目標に向かいました。
じゃじゃーーん、
目的の井上誠耕園さんに到着。池田港の西側、オリーブ畑の真ん中に2017年4月にオープンしたとのこと。
店内をぐるっと歩いて気になるものをお買い物。お店のドアを入ってすぐ右側に菊太郎パン屋さんも確認。お店の向こう側にある広大なオリーブ畑、柑橘畑に行ってみました。
広い敷地にオリーブやみかんなどの若い木々がたくさん。若いけどふくよかに育っていました。
その奥の奥へ歩いていきます。
道路から見たらお店だけと思いますが、道路と反対側は本当に広い。
芥川仁さんの写真展に行ってみよう。
そばまで行くと、小屋。ここは元真珠養殖小屋だったんだと。入場は無料でした。
中に入ると・・・
水俣病や宮崎の土呂久鉱害をテーマに活動してきた宮崎市在住の写真家 芥川仁さんによる、美しく豊かな自然とともに生きる、小豆島の人々の素朴な暮らしを写し出した写真展だということがわかった。迫力があり命の強さを感じました。2019年4月26日（金）より開催された小豆島国際芸術祭に合わせて、井上誠耕園ショップ内にある海辺の小さな旧真珠養殖小屋で一年間開催されると書いてあったけど、今年はどれだけの人がここに行ったのかな？。と今思う。実は小豆島国際芸術祭関連の作品はこの場所以外でも一か所見ることがあったのです。
芥川仁さんの作品から、経済的な豊かさや便利さばかりを求めて暮らす今、ほんとうの幸せって何だろう？というような感覚にさらされました。多数の作品が展示。自然と環境に感謝する人々の様子や先代の仕事を後継し島を活性化させる小豆島の人たちの暮らしが激写されていました。豊かな時代から、物や何やらが淘汰されていくと思われる今、もう一度芥川仁さんの写真を今見たらまた違った感じ方をしたのかもしれないとも思った。
写真店を観た後、再びテクテク歩いて井上誠耕園のショップを目指して歩き、さてさて菊太郎のパン。
早朝の粉こねから焼き上げまでここで作ってる。
いい香り。
オリーブオイルのおいしさを楽しむためにおいしいパンを作るというポリシーだと知った時から一度でいいから食べてみたいと夢見てた。送ってもらうことも出来るが、冷凍されたものでなく焼き立てをと贅沢な目的。
しかし、家に帰るのは明日。パンの売り場のおねえさんに相談しました。
「ホテルでなるべく乾燥しない場所に置いてください。明日お帰りになるのなら明日の朝お寄り頂いたほうが・・・朝は9時からオープンしていますよ＾＾」
「明日の朝はフェリーの時間が9：25なので9時前にここを通過しなくてはならないんです(大量涙)」
ごちゃごちゃ言ってるより買っちゃえ～と生食パン一本(二斤分)をノーカットでお買い上げしました。
ずっしり重量を感じるパンの手提げ袋。
駐車場でちゃんと白い軽自動車に大事な大事なパンを積んでひたすら次の目的地に向かって走りました。
おまけ：
井上誠耕園を出て少し走ると気になる「道の駅小豆島ふるさと村」。
資料館などもあるということで手短に立ち寄りしました。
小豆島に到着してから島の中心を走る道路を走っていたので、三都半島の看板を見つけ半島を少しだけ体験したかったのが正直なところ。ほかにお客さんがいなかったのが心に残ってる。
海がすぐそばで気持ち良かったよ！
ake_i ♪
道の駅小豆島オリーブ公園を出発したのが10時50分頃。
実はこの後目指しているところがありました。私は運転しているので撮影は出来なかったのですが、みかん畑がこれでもか！という細い細い道。車を止めたくても止めたらすれ違う軽トラックなどに迷惑がかかると思い停車しないでノロノロ走ってました。何をめざしていたかというと。「井上誠耕園のパン工房 菊太郎」。ホテルを出発するときレンタカーのナビに私の知っている情報を入れて走っていた。迷路＋細道で慣れない軽自動車の運転。何度も同じところを回ったりしながら、ナビは「目的地周辺です。音声案内を終了します。」と喋ってくれるけどパン屋ないし。
グルグル走る。さっきから何度か通過している場所、そこに小さな建物の工事をしているおじさんを発見。聞くしかない！車のエンジンを止めて降りておじさんに
「お仕事中すみませーん、東京のほうから来たんですが、道に迷っちゃって・・・菊太郎さんのパン屋さんはどこですか？」と聞くと
「ここだったんだよ。」
「え、ここですかぁ？？？？？」
「そう、数年前に県道の脇にある新しいお店のほうに移転してるよ。前はここにお客さんがずらっと並んでたんだよ＾＾」と。
新しいほうのお店に行くルートも教えてもらって、「ありがとうございました！」だった。
カーナビの情報が新しいものでなかっただけのことで、30分ほどウロウロタイムだったけど、ゆるやかな山の柑橘木々を見て大汗かいて運転してました。何より新しくオープンする前に営業していたパン屋さんの建物を見ることが出来てなんか嬉しかったな。おじさんに道を教えてもらったときに元菊太郎パン屋さんの建物の写真を撮れば良かったと後悔してますｗ
そして教えてもらったルートで県道に出ていきなり出会ったのが、
予定外だけど駐車してお店に入りました。東洋オリーブさんが栽培したオリーブを搾油したてオリーブオイルを2種類テイスティングさせてもらい、「うまぁーい＾＾」でも旅はまだ始まったばかりだし小豆島産オリーブ100%オリーブオイルのお値段は目玉が飛び出ます。小豆島産100%のオリーブオイル初めて口にしたけどとっても繊細で普段使いなんてトンデモナイって思ったわ。
リップクリームと小豆島産新漬けオリーブ、お買い物して次の目標に向かいました。
じゃじゃーーん、
目的の井上誠耕園さんに到着。池田港の西側、オリーブ畑の真ん中に2017年4月にオープンしたとのこと。
店内をぐるっと歩いて気になるものをお買い物。お店のドアを入ってすぐ右側に菊太郎パン屋さんも確認。お店の向こう側にある広大なオリーブ畑、柑橘畑に行ってみました。
広い敷地にオリーブやみかんなどの若い木々がたくさん。若いけどふくよかに育っていました。
その奥の奥へ歩いていきます。
道路から見たらお店だけと思いますが、道路と反対側は本当に広い。
芥川仁さんの写真展に行ってみよう。
そばまで行くと、小屋。ここは元真珠養殖小屋だったんだと。入場は無料でした。
中に入ると・・・
水俣病や宮崎の土呂久鉱害をテーマに活動してきた宮崎市在住の写真家 芥川仁さんによる、美しく豊かな自然とともに生きる、小豆島の人々の素朴な暮らしを写し出した写真展だということがわかった。迫力があり命の強さを感じました。2019年4月26日（金）より開催された小豆島国際芸術祭に合わせて、井上誠耕園ショップ内にある海辺の小さな旧真珠養殖小屋で一年間開催されると書いてあったけど、今年はどれだけの人がここに行ったのかな？。と今思う。実は小豆島国際芸術祭関連の作品はこの場所以外でも一か所見ることがあったのです。
芥川仁さんの作品から、経済的な豊かさや便利さばかりを求めて暮らす今、ほんとうの幸せって何だろう？というような感覚にさらされました。多数の作品が展示。自然と環境に感謝する人々の様子や先代の仕事を後継し島を活性化させる小豆島の人たちの暮らしが激写されていました。豊かな時代から、物や何やらが淘汰されていくと思われる今、もう一度芥川仁さんの写真を今見たらまた違った感じ方をしたのかもしれないとも思った。
写真店を観た後、再びテクテク歩いて井上誠耕園のショップを目指して歩き、さてさて菊太郎のパン。
早朝の粉こねから焼き上げまでここで作ってる。
いい香り。
オリーブオイルのおいしさを楽しむためにおいしいパンを作るというポリシーだと知った時から一度でいいから食べてみたいと夢見てた。送ってもらうことも出来るが、冷凍されたものでなく焼き立てをと贅沢な目的。
しかし、家に帰るのは明日。パンの売り場のおねえさんに相談しました。
「ホテルでなるべく乾燥しない場所に置いてください。明日お帰りになるのなら明日の朝お寄り頂いたほうが・・・朝は9時からオープンしていますよ＾＾」
「明日の朝はフェリーの時間が9：25なので9時前にここを通過しなくてはならないんです(大量涙)」
ごちゃごちゃ言ってるより買っちゃえ～と生食パン一本(二斤分)をノーカットでお買い上げしました。
ずっしり重量を感じるパンの手提げ袋。
駐車場でちゃんと白い軽自動車に大事な大事なパンを積んでひたすら次の目的地に向かって走りました。
おまけ：
井上誠耕園を出て少し走ると気になる「道の駅小豆島ふるさと村」。
資料館などもあるということで手短に立ち寄りしました。
小豆島に到着してから島の中心を走る道路を走っていたので、三都半島の看板を見つけ半島を少しだけ体験したかったのが正直なところ。ほかにお客さんがいなかったのが心に残ってる。
海がすぐそばで気持ち良かったよ！
ake_i ♪
2020-10-12 22:00
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コメント(7)
小豆島で井上青誠耕園をカーナビに入れて目指したら、畑の真ん中みたいなところでそれらしいのも見つからなくて断念したのを思い出しました。
どういう場所高けっきょくそのときはわからなかったのですが、そこがその後こちらのパン屋になったのかも。
そこからさらに場所移転したんですね。
貴重な食パン、大切に持って帰ったんですね。
by YAP (2020-10-13 08:19)
わー、私が行ってない場所ばっかりだ！
2泊3日と言っても、到着が夕方で、お帰りが朝のフェリーでは、ちょうど1日を島で過ごす、という感じですね。それは時間が足りないでしょうー！
パン屋さん、そこまでほれ込んで買いに行くのってステキ。これが一番の旅の目的だったのでは。
小豆島の道、ちょっとメインから逸れると狭いですよねー。私も棚田を見に行った時、苦労しました。
by ChatBleu (2020-10-13 11:48)
ふふふ。待ってましたこの記事！！
これはake_iさんから直接聞いたから覚えてるよぉー^^
こういう雰囲気なんだねえ。
こんなふうにパンの写真を見ていると、麦アレルギーを克服できて良かったよね！って思うわ！！
by リュカ (2020-10-13 13:10)
レンタカーのナビで「目的周辺です。音声案内終了します。」で
目的のところが見つからずうろうろ。
ある、ある、あります！経験あります。
今回は無事目的地たどり着いてパンをゲット、良かったですね！^ ^
by kuwachan (2020-10-13 15:32)
最近は美味しいパンが多くなりましたね！
高級食パンも良いですね(^^)
by ma2ma2 (2020-10-13 15:59)
>YAPさん、
そうでしたか。同じ道を走ったと思われます。
冬なのでみかんだらけだったですよ＾＾；
YAPさんが行かれたときは緑だらけだったでしょう。私やYAPさんがウロウロしたあたりはお店っぽい感じがなかったですよね。でも、小さな建物があったのです。その建物の修理工事みたいのをしていたおじさんに会わなかったら全然あの辺が井上誠耕園さんの何かだったことは知ることすらできませんでしたから貴重な体験です＾＾
YAPさんちはオリーブの木を買ってこられてお庭で成長中！うちはパン持って帰ってきて食べちゃってない(笑)
>ChatBleuさん、
こういう旅程になったのも早朝発だとネコたちが、過去の経験から「あ、しばらく帰ってこないな」っていう顔して朝、悲しそうにしてる様子を見続け、そんなに慌てて出かけない旅をするようになりました。帰ってくる時間も以前は最終便みたいなことやっていましたが、そうするとネコたちは「待ち疲れてぐったり＠＠」。その表情は克明に頭に記憶されています。なので今は出来るだけ夜の早い時間に帰宅してあげようと・・・ってわけです。
パン屋さんに惚れ込んで行ったのもひとつの目的です＾＾旅の一番の目的はやっぱり、非日常空間で過ごす、ドライブ、あげぜんすえぜん。
そうそう道はけっこう大変狭いところありますね。棚田のあたりも通りましたよ。でもどこが「棚田！」なのかイマイチわからなかったあの辺も、のんびりしていていいところでしたね。
by ake_i (2020-10-13 19:34)
>リュカさん、
この話、今年に入って会ったとき八重洲地下街のビール一杯だけ飲んだところで話したような＾＾
リュカさんのおかあさんが教えてくれたレモンオリーブオイルをいただいて、こんな風に現地入りできたことは夢のようです。こんな日がくるとは思わなかった(笑)
井上誠耕園のパン屋さんのお姉さんが私がとても嬉しそうにパンの話をして、帰り際に「お店の前で写真撮りましょう＾＾」
って撮ってくれました。
ブログやっていなかったら小豆島、井上誠耕園など行かなかったと思うよ。
>kuwachanさん、
ナビで、そういわれることって結構あります。
え、もう終わり？ってね＾＾；
あとは自分で考えなさい！ってことでしょう。でもね地図のデータ更新もけっこう料金がかかったりするわりに最新情報にいつ切り替わったのかわかりにくいこともあって自分の車でもあまりナビはアテにしてないです。
パン。飛行機で帰ってくる旅に二斤のパンお持ち帰りはあまりないでしょうが、今回は特別です。
>ma2ma2さん、
ほんと、そう思います。
流行っているんでしょうね。
うちの近所のマーケットの駐車場にも定期的に「おいしい焼き立て食パン」の車が通ってくるんです。食パンブームなのかな？
by ake_i (2020-10-13 19:44)