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手打ち蕎麦で打ち上げ [日記・雑感]

サロンコンサートを開催するにあたり、どうしても必要な人手があります。
ピアノの部屋とリビングの間にある重たい重たい防音ガラス、計4枚を取り外し、コンサート後は取り付けるという重要で重労働の作業です。男性一人では持ち上げられません。絶対出来ません><
先日、楽器移動の際もピアノ運送専門の男性が5名いらしたけれど、このガラスを一人で外そうとした方は「これは一人じゃ無理だ。」と3人で一枚ずつガラスを外していました。
昨年末から始めたサロンコンサート。ガラス移動作業をお願いした知人(同じ町内在住、男性)Sさん、12月は家族と力を合わせ、滝汗をかいて作業していただき、1月は自前の専用手袋も用意して、いかに効率よく作業するかと、そして今回はテンポよくガラス作業が行われた次第です。
2月、ブログオフ会の際に、実は少しだけピアノ演奏をしました。そのときは、kouさんにいきなり重労働をしていただきガラス作業が出来ました。
ガラス移動はなくてはならない会場設営のひとつ。

私はSさんと菜園で面識があったり、地元のコンサートに来ていただいたりしていたのです。
しかし度重なるガラス移動作業をお願いしていると申し訳ないの気持ちと、共に働いたという気持ちでいっぱいになり、1月「終わった後、一杯やりましょう^^」となりました。奥様も同伴で、ましてコンサート後、私がくたばってるところキッチンでせっせと打ち上げの準備をして下さり、もう頭が上がりません。
そして18日のコンサートが終わり、会場撤収も終わり、いつものリビングに戻った時。
Sさんは畑にネギを取りに行って、奥様はキッチンでお蕎麦を茹でる準備・・・この日は妹もコンサートに駆けつけており、お蕎麦!と知った妹もせっせとお手伝い。
「私も食べてく!」ってね^^。

ガラス移動してくれるSさんは3か月前から蕎麦打ちの教室に通い、蕎麦の実は茂原市の畑で採れたもの、小麦は我が家〇〇町にあるSさんの畑で栽培したもの。それを挽いて、二八の蕎麦を打ち、切って持ってきて下さり、我が家で茹でたてをふるまってくれました。そばつゆも奥様の手作り。もちろん刻みネギはSさん栽培したもの。

最初っから日本酒飲みモードだけれど、ともかく無事に終演の「かんぱーーーい。」
DSC_0814.JPG

白泡で!!!ゴクゴク飲んじゃいました。

Sさんの奥様、キッチンでじゃんじゃん打ち立ての蕎麦を茹でてくれていました。
食卓に運ばれて、つるつる・・・つるつる・・・と頂きました。
もう、何よりもどんなお蕎麦よりも美味しかった!!!贅沢過ぎました。
私が用意したお料理よりお蕎麦で大満足。

DSC_0812.JPG

合わせたお酒は、私のこだわりの逸品。
木戸泉の「白玉香」(はくぎょくこう)。

打ち上げは大盛り上がり。でも翌日、工事や楽器移動があったので早めにお開き。
なので「白玉香」、本来は一本あいちゃうところだったけれど残りまして、車で来ていた妹はお酒を飲まずに我慢してたため、半分くらい入っていた一升瓶を全部プレゼントしました(笑)

ちなみに、Sさん。
「あんまりガラス外しの間隔があいちゃうと要領忘れちゃうから、次も早めにやっては?」と。
「あははは、そりゃそうだ!」ってね。
しばらくは工事完了と新しい楽器がやってくるまで、次の構想を練ってます。イベントは盛りだくさん予定。我が家でのサロンコンサート、どうしてこういうことをやることにしたのかということについて、いつかブログに書こうと思っています。それこそ構想、着手実行の準備期間を入れると今から遡ること6~7年前くらいからかな???
着々と静々と進めてきたこと、今回の工事と楽器チェンジで最終項目なのだ。

この日の演奏時間は60分強。曲目はベートーベンピアノソナタ第13番「悲愴」、ベートーベンピアノソナタ第21番「ワルトシュタイン」、アンコール曲としてショパン「スケルツォ第2番」でした。
客席から涙をすする音、深い呼吸の音、強い眼力から発する光のようなもの・・・自分は鍵盤に向かっているけれど客席の人々の息遣いまで感じます。それがまた私へパワーを与えてくれて音楽って凄いなー。
有難うございました。

ake_i ♪
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コメント 8

kuwachan

もう少し近かったらサロンコンサートに参加したかったです。
私は見ていただけでですが、あの防音ガラスを1人で
持ち上げられる人はいないでしょう。
持ち上げたとしても動かせないと思います。
早速シャンパングラスが大活躍でしたね(^_-)-☆
by kuwachan (2018-03-20 12:49) 

にゃごにゃご

うゎ~!!!
みんな好きな曲だ!!!
by にゃごにゃご (2018-03-20 14:18) 

リュカ

あの防音のガラス移動の大変さは
間近で見たのですごく分かります(笑)
Sさんには感謝感謝ですね。
そして手打ち蕎麦で打ち上げだなんて素敵すぎます!
とっても充実した楽しい打ち上げになったろうなって思いました^^
by リュカ (2018-03-20 17:15) 

ake_i

>kuwachanさん、
昼間だったら大丈夫でしょう。ちゃんと出来上がったら是非ともいらしてください。
防音ガラス対策は常に人員を勝手に(笑)決めて、行っているのです。
シャンパングラス、使っちゃったーー。

>にゃごにゃごさん、
きゃーーーー。
だったら、いつかいらしてください。
おつまみも泡とかも・・・
是非ですだわ^^

>リュカさん、
防音ガラスは私、全然出来ない。
Sさんには感謝以上に頭があがらないよ。
蕎麦をピアノ弾いた後に
ポン酒でやるってすごいよね。
一緒にのみたかったよーーー。
また、きてね。ソファーも落ち着きました。
今日は外国語で頭、閃光→なかなか人生面白い→まだまだ人生楽しいってね。
また、飲もうね!!しばらくちょっとフリーだ。

by ake_i (2018-03-20 22:35) 

YAP

ガラスって、もともと重いものですから、防音用となるとそれなりに厚みもあるでしょうし、相当なんでしょうね。

by YAP (2018-03-21 08:09) 

ChatBleu

どんなガラスなんだろう。興味津々です。
それにしてもサロンコンサートって素敵なアイデアですよね。ホールに比べると音は響かないかもだけど、逆に生の音だけで十二分に楽しめますもの。観客とも近く、演者にとっても反応がダイレクトに伝わって良いですよね。
お蕎麦!友達が毎年年末にうつそうですが、「そば粉の風味がするだけで全然おいしくない」と言っています。やっぱりうつのも難しいんだろうな。Sさんはすばらしいですねー。
by ChatBleu (2018-03-21 08:31) 

kou

運搬係としてたまに呼んでください。(笑)
あのガラス戸は確かに重いです。
運びやすくする器具が機構を考えられると良いのですけど、なかなか難しそうです。
by kou (2018-03-21 10:25) 

ake_i

>YAPさん、
この防音用はかなり性能が高いのです。なので重量も半端ないです@@;
簡単に割れたりしないけれどそれだけ頑丈。

>ChatBleuさん、
隣同士の部屋ですがこの防音ガラスと他の防音壁で90%以上の遮音です。いや95%かな。
そうじゃないと24時間弾けないし。
サロンコンサートのために音響も考えてこつこつと準備をしてきました。ホールより音が響くのです。日本家屋はそもそも木やクロス張りの壁などでデッドになりやすいのですが、そこんところを徹底的に解決するために欧米に行った際に住宅の中を調べてたりしました^^;なのでリビングの工事も一昨年に終え、その上自分で工夫し作業をしてきましたよ。
蕎麦打ちは難しいと思いますが、練習していくと上手になるんだろうな~って思います。

>kouさん、
はい^^
よろしくお願いいたします。
10年ほど前同じようにコンサートをしていたとき、台車を使うとどうなる?という実験をしましたが、台車に乗せるのもそもそも一人ではできなかったです。あとははずしたガラスを一時的に置いておく安全な場所まで運搬する人間の身体とガラスが通れるスペースも問題になり、あのような場所に置くことが一番安全だと。最近はワークマンというところで、しっかりとつかむことが出来て滑らない手袋を見つけたようで今回それが生かされたみたい。
ちゃんと2人分あります(笑)
by ake_i (2018-03-21 13:39) 

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