パヴェルの探検♪ [音楽]
今日のこと。
楽譜棚を片付けしていた。
所有している楽譜はかなり断捨離してはいたものの、自分で書いた譜面などはなかなか捨てられないので楽譜棚の「保留棚」に数年放置していた。
そこから今日出てきた自分でも驚きの楽譜。
うちネコのペルシャ元祖パヴェルのための曲を書いた2006年の作品。
タイトルは「パヴェルの探検」。どうしてこんなタイトルが思いついたのかな～？
当時、ブログもないただひたすら演奏会とか音楽の仕事ばかりの毎日。その準備に追われて一日が終わるのは当たり前のこと。2006年、一人でいる時間が多すぎてペットショップで売れ残って大きく育ちすぎてしまっていたペルシャネコを買ってきた私。おにぎりマークの顔、これはだれも買ってくれないんだなって随分とペットショップ通いしたことは鮮明に覚えている。
生後4か月か5か月目で我が家に来てパヴェルも相当楽しかったはず。ペットショップの狭い空間に毎日「誰の家にいけるんだろう？」って思っていただろうパヴェル。毎日ペットショップに通うたびに悲しい顔をしていたパヴェル。そしてパヴェルがどんどん値下がりしていく様子をみて居た堪れなくなった私。これ以下の値段になって、その先のことを考えると悲し過ぎた。パヴェルは私の家にくるんだよ＾＾って連れて帰ってきたのが14年前だな。
私は一日のほとんどを仕事部屋で過ごすためパヴェルは一人で私の仕事部屋以外の空間でひとりぼっちですごしている時間が多かった。
ある日の夜、私は期日限定で覚えなければならない楽譜があり自分を追い込む日が続く。
仕事部屋で缶詰になっていると息抜きにパヴェルに会いに行く時間がある。夜のひととき、パヴェルに言った。
「パヴェル、いつもそばにいるんだよ＾＾」
そんなこと言われてもみたいな顔された。もっと抱っこしてくれって言っているようだったな。
そんな楽譜のことを14年も忘れていて今日、楽譜棚から現れてすぐに弾いてみたよ。
パヴェルっぽいなぁ。あま～い、でもちょっと切ない感じがよく出てるって自分で思った。
楽譜のこと、パヴェルのこと今だから書けるって今日はブログにしました。
パヴェルは2019年6月12日、23時頃。
二階のパヴェル大好きな部屋から「パヴェルちゃん、おやつだよ～」とお皿にカツオ缶詰を出して声をかけたら二階から降りてきた。カツオを食べて、身体の毛玉をとってあげている途中に突然息を引き取りました。私の家族に抱かれてその腕の中で苦しむこともなく眠るように。
ほんの数分、いや数秒の出来事でさっきまでパヴェルは二階で気持ちの良い風を感じていておいしいカツオを食べに一階に降りてきて、「あ」も「う」も「にゃ」もなく、静か眠りました。
今から14年前にパヴェルのために書いた2006年の曲を弾いてみると、パヴェルが今でもそばに一緒にいるような気持になっています。
2008年から始めた陶芸でパヴェルのマグカップをデザインして作ってみたもの。
おそらく当時の頃のブログに掲載していると思われるけれど今あたらめて撮影してみた。
パヴェルがいなくなって一年以上経つけれど今日のパヴェルのための作品楽譜が出てきて自分でもちょっとびっくりしてブログにしてみました。
私がブログを始めたきっかけはパヴェルとビジーのことを書きたかったことが動機です。
今日出てきた楽譜の曲。
これをテーマにしてアレンジして組曲なんてことも考え始めてます。
2018年2月24日ブログのお友達が我が家に来てくれたときにパヴェルが出演してくれたシーン。
今日のブログは淋しいチックでなく思い出のワンスタンプです。
☆「パヴェルの探検」
2006年9月25日 ake_i作曲
パヴェル(2006年6月15日生まれペルシャ猫)
生後数か月だったパヴェルがこれからどんな猫生を送るのかな。ビジーちゃんと出会って8匹の子のお父さんになってあと三日で13歳というところで旅だった。今もその続きの探検をしているんだろう。パヴェルの妻ビジーやヨハン、ハナコというパヴェルの子がいる私の家でね＾＾
ake＿i ♪
楽譜棚を片付けしていた。
所有している楽譜はかなり断捨離してはいたものの、自分で書いた譜面などはなかなか捨てられないので楽譜棚の「保留棚」に数年放置していた。
そこから今日出てきた自分でも驚きの楽譜。
うちネコのペルシャ元祖パヴェルのための曲を書いた2006年の作品。
タイトルは「パヴェルの探検」。どうしてこんなタイトルが思いついたのかな～？
当時、ブログもないただひたすら演奏会とか音楽の仕事ばかりの毎日。その準備に追われて一日が終わるのは当たり前のこと。2006年、一人でいる時間が多すぎてペットショップで売れ残って大きく育ちすぎてしまっていたペルシャネコを買ってきた私。おにぎりマークの顔、これはだれも買ってくれないんだなって随分とペットショップ通いしたことは鮮明に覚えている。
生後4か月か5か月目で我が家に来てパヴェルも相当楽しかったはず。ペットショップの狭い空間に毎日「誰の家にいけるんだろう？」って思っていただろうパヴェル。毎日ペットショップに通うたびに悲しい顔をしていたパヴェル。そしてパヴェルがどんどん値下がりしていく様子をみて居た堪れなくなった私。これ以下の値段になって、その先のことを考えると悲し過ぎた。パヴェルは私の家にくるんだよ＾＾って連れて帰ってきたのが14年前だな。
私は一日のほとんどを仕事部屋で過ごすためパヴェルは一人で私の仕事部屋以外の空間でひとりぼっちですごしている時間が多かった。
ある日の夜、私は期日限定で覚えなければならない楽譜があり自分を追い込む日が続く。
仕事部屋で缶詰になっていると息抜きにパヴェルに会いに行く時間がある。夜のひととき、パヴェルに言った。
「パヴェル、いつもそばにいるんだよ＾＾」
そんなこと言われてもみたいな顔された。もっと抱っこしてくれって言っているようだったな。
そんな楽譜のことを14年も忘れていて今日、楽譜棚から現れてすぐに弾いてみたよ。
パヴェルっぽいなぁ。あま～い、でもちょっと切ない感じがよく出てるって自分で思った。
楽譜のこと、パヴェルのこと今だから書けるって今日はブログにしました。
パヴェルは2019年6月12日、23時頃。
二階のパヴェル大好きな部屋から「パヴェルちゃん、おやつだよ～」とお皿にカツオ缶詰を出して声をかけたら二階から降りてきた。カツオを食べて、身体の毛玉をとってあげている途中に突然息を引き取りました。私の家族に抱かれてその腕の中で苦しむこともなく眠るように。
ほんの数分、いや数秒の出来事でさっきまでパヴェルは二階で気持ちの良い風を感じていておいしいカツオを食べに一階に降りてきて、「あ」も「う」も「にゃ」もなく、静か眠りました。
今から14年前にパヴェルのために書いた2006年の曲を弾いてみると、パヴェルが今でもそばに一緒にいるような気持になっています。
2008年から始めた陶芸でパヴェルのマグカップをデザインして作ってみたもの。
おそらく当時の頃のブログに掲載していると思われるけれど今あたらめて撮影してみた。
パヴェルがいなくなって一年以上経つけれど今日のパヴェルのための作品楽譜が出てきて自分でもちょっとびっくりしてブログにしてみました。
私がブログを始めたきっかけはパヴェルとビジーのことを書きたかったことが動機です。
今日出てきた楽譜の曲。
これをテーマにしてアレンジして組曲なんてことも考え始めてます。
2018年2月24日ブログのお友達が我が家に来てくれたときにパヴェルが出演してくれたシーン。
今日のブログは淋しいチックでなく思い出のワンスタンプです。
☆「パヴェルの探検」
2006年9月25日 ake_i作曲
パヴェル(2006年6月15日生まれペルシャ猫)
生後数か月だったパヴェルがこれからどんな猫生を送るのかな。ビジーちゃんと出会って8匹の子のお父さんになってあと三日で13歳というところで旅だった。今もその続きの探検をしているんだろう。パヴェルの妻ビジーやヨハン、ハナコというパヴェルの子がいる私の家でね＾＾
ake＿i ♪
2020-11-06 23:00
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コメント(14)
ake_iさんの思いが伝わってきます。
きっとそのときは言葉にできないほどの悲しみがあったことでしょうが、1年以上たってそれが落ち着いて温かな優しい思い出になってきているのかな。
私もペットがいるので、すごくお気持ちがわかる気がします。
by YAP (2020-11-07 06:58)
音楽にその時の想いを閉じ込めてあるって素敵ですね
音の中に色々な感情が込められているのでしょうね
美味しいものを食べて、あっという間に去って行ったパヴェルちゃんは、ake_iさんのところで幸せだったことでしょう。
だから、またねーと旅立たれたのに違いないのです。
こちらからするとびっくりするほどあっという間でも、向こうからするとベストタイミングのはず
そんな風に思いました(^^)
by りみこ (2020-11-07 07:59)
パヴェルちゃん、亡くなっていたのですね（ ; ; ）
突然ということで、苦しいこともなく満足して旅だったのかもしれませんね。
これを読んで、やっぱりうちの子になる子には、うちに来る運命のある子がくるんだなぁ、と改めて思いました。私のところに来てくれる子はまだ現れていないようです^^;
by ChatBleu (2020-11-07 10:47)
家族でもお猫様でも「逢うは別れの始まり」。分かっていても何度経験しても辛いものですよね。ake_iさんの演奏が虹の橋のパヴェルちゃんの元まで届きますように。
by きーちゃん2 (2020-11-07 12:41)
パヴェルちゃん、亡くなってたのですね！
虹の橋を渡って天国から見守ってくれますね。
by ma2ma2 (2020-11-07 14:38)
>YAPさん、
ありがとうございます。
言葉に出来ない悲しみでした。あまりにもあっという間にパヴェルがいなくなっちゃって心の置きどころがありませんでした。昨日、楽譜が出てきて「もうだいじょうぶだよ。ブログ書いたら？」ってパヴェルが言ってるような感じがしましたよ。でも今でもハナコやヨハンの姿をみると「え？パヴェルちゃん？？」って感じです(笑)
by ake_i (2020-11-07 18:18)
>りみこさん、
「こちらからするとびっくりするほどあっという間でも、向こうからするとベストタイミング」って素晴らしい表現だと思いました。まさにその通りだと思います。まだ一歳にならない時のパヴェルのために書いた曲が昨日見つかって、本当に可愛かったなってしみじみ。苦しむ様子も全くなく、すぅーっと眠っちゃったパヴェルは親孝行？です。
「パヴェル？うそでしょ？パヴェル！！」って言って、あ、もう起きないのだなってすぐに理解したとき、こんなことが本当にあるんだなと思いました。パヴェルとの出会い、そしてパヴェルとしばしのお別れでしたが「パヴェル、またね～」って空にのぼる煙に向かって大きな声で伝えました。一年ちょっと経ちましたがピアノの足元にパヴェルいる感じ(笑)
by ake_i (2020-11-07 18:26)
>ChatBleuさん、
そうです、パヴェルちゃん(*_*;
あまりにも突然過ぎて言葉になりませんでした。
抱っこされて腕の中で旅立っちゃうなんてドラマ過ぎて、夢みたいで、本当に理解するのにしばし時間が必要でした。
ChatBleuさんもネコちゃんを探していた時がありますよね。違ったらごめんなさい。
私も猫ちゃんとの悲しい思い出があったりすると、もう一緒に暮らすのはやめようと思ったりしたこともたくさんあります。が、出会いって不思議とふとやってくるんですね。
by ake_i (2020-11-07 18:40)
>きーちゃん２さん、
「逢うは別れの始まり」。そうなんですよね。
分かっているし、何度も経験してるし、でも辛いし、心がいつまでも痛かったりしますね。
別れの衝撃が緩和されて温かい気持ちになれるときがくると少しづつだけど言葉に出来るようになったりします。人それぞれだと思いますが私は通常の心に戻るのに相当時間がかかるようです。昔からﾃﾞｽ
by ake_i (2020-11-07 18:44)
>ma2ma2さん、
ありがとうございます。
パヴェルが見守ってくれていると信じています♪
by ake_i (2020-11-07 18:46)
私も一生の大親友だった猫のごんちゃんのことを毎日思い出しています。
でも、曲まで作ってもらえたパヴェルちゃんはしあわせでしょう。
by skekhtehuacso (2020-11-07 20:17)
>skekhtehuacsoさん、
大親友って、そうなんですよね。すごくわかります。ごんちゃん、可愛かったでしょう＾＾
大親友、なんでも話せていつでも抱きしめられて本当に大親友です。良い表現でまた気持ちが温まってきてます。
作曲は作文または手紙と同じですよ。大親友と一緒に過ごした日々に盃ですね♪
by ake_i (2020-11-07 21:04)
ブログに書けたね^^
そろそろ大丈夫？って、パヴェルさんが楽譜を出してくれたのかもしれないね。
あの日のこと思い出す。
今日はパヴェルさんのことを思って寝るね。
by リュカ (2020-11-07 21:55)
>リュカさん、
あのときも第一報はリュカさんに送りました。
さみしい悲しい報告を受け止めてくれてありがとう。パヴェルがブログ書いたら？って感じだね。ブログ書いてから24時間経ちました。今日はとても心が温かいです。パヴェルはGoサインくれたよ♪
by ake_i (2020-11-07 22:24)